塾の集客用チラシの作り方

塾の集客でお困りではないですか?

学習塾の新規集客は、難しいといわれています。学習塾は競合が多いうえに、地域が限られることも大きく関係してくるのでしょう。塾を経営していても、生徒が集まらなければ授業にもなりませんし、経営も大変になるばかりです。やはり、どのような学習塾であっても、何らかの集客努力をしなくては、いけないでしょう。

しかし、どのようにして販促を行えば、塾の集客につながるのかわからず、悩んでしまう経営者の方も非常に多いと聞きます。最もポピュラーなチラシによる販促も、なかなかうまく集客につなげることができず、困っているという方は少なくないのです。

大手フランチャイズ経営などで、集客のノウハウが確立している所や、効果的なチラシ作成のノウハウなど、集客に関する体制が整っている所であれば、そこまで苦労はしないかもしれません。しかし、ほとんどの場合はそうではありませんし、ノウハウを持っている塾であっても新規集客は難しく、頭を悩ませているところが多いのです。

しかし、このように塾の集客でお悩みの場合でも、チラシをうまく利用することでも十分集客は見込めるため、あきらめる必要はありません。塾には、塾なりの集客につながる、効果的な作り方があるのです!
生徒の募集殺到!?効果的なチラシの作り方!

生徒の募集殺到!?効果的なチラシの作り方!

チラシの作成というと、おしゃれなデザインが重要に思われがちですが、学習塾などの集客のためのチラシに関しては、このデザイン性の良さは二の次になります。

まず、塾の集客につなげるために、最も大切なのは「キャッチコピー」です。キャッチコピーは、チラシを手に取った方が一番最初に目をとめる文言になりますので、このコピーに力を入れるだけでも大きく変わってきます。

キャッチコピーの目的は、ターゲットの注意を一瞬でつかみ取ることにあります。「ん!なんだろう?」と思わせて、他のアピールポイントに目を通してもらうきっかけづくりにするのです。

キャッチコピーには、数字など具体的なものを入れ込み視認性と信憑性を高めるようにするとよいでしょう。もちろん、事実と異なるような内容ではいけませんが、ターゲットとなる層にしっかりと刺さるような文言を考えることが重要になるのです。

次に大切なのは、コピー以外の紹介文です。塾の良さやメリットを伝えようと、成果や実力などの伝えたいこと全てを詰め込んでしまいがちですが、これも注意が必要です。伝えたいことはたくさんあるでしょうけれど、詰め込まずに簡潔に伝えることがポイントになります。では、どのようなことに内容をしぼって伝えるのが良いのでしょうか?

大切なのは、受取り手が求めている答えを与えてあげるということです。受取り手というのは、いわゆるターゲットになります。シンプルに言えば、このターゲットが何を求めているのかを知り、その答えだけをチラシに記載するだけでよいのです。

そのためには、どんな人に向けたチラシなのかを細かく定めたチラシづくりが必要になります。

「そんなの簡単でしょう?学校に通うお母さんへ向けて作ればいいんだから」

このように考えた方、きついようですがおそらくこのままチラシを作成すれば、全く効果の出ないチラシになってしまいます!

もちろん、学習塾の集客なので、「子どもを持つお母さんへ向けて作る」ということ自体は、間違いではありません。しかし、これではあまりにもターゲットが広すぎるため、誰の心にも刺さる内容にまとまらなくなってしまうのです。

学習塾のチラシを作る時は、もっと細かいターゲット設定が必要です。塾通いを検討するお母さんには、さまざまな悩みがあります。塾を経営している方や、実際に授業を受け持つ方であれば、こういった悩みは容易に想像がつくことでしょう。

例えば、進学のために何としてでも成績をあげたいと考えている勉強が苦手なお子さんをお持ちのお母さんと地域でもレベルの高い進学校への受験を視野に入れているお子さんのお母さんとでは、悩みも違えば目的も違ってきますよね?

こういったお母さんに向けて声をかけるとすれば、どのようなことを伝えますか?おそらくそれぞれに違った声掛けをされるはずです。これがわかれば、内容もキャッチコピーもそのターゲットに合わせたものを作成すれば良いのです。

ターゲットを広げるほど、効果が下がると思われるかもしれませんが、実は全く逆になります。塾の集約より細かいターゲット設定が大切であり、そのターゲットに語りかけ響くようなキャッチコピーをチラシに入れ込むことが、塾の生徒を集めるために効果的なチラシの作り方になるのです。