集客アップ事例あり!手書きチラシのメリット
「手書きチラシ」という言葉から何を想像されますか?
「手書きで有効的なチラシがつくれるかな」「手書きでは手抜き感があるのでは」など、意見はいろいろとあると思います。
しかし、手書きチラシの最大と言えるメリットは、“目立つ”ということです。
スッキリと整然とまとまったチラシの中に手書きチラシ、言うなれば異質なものが混ざっていた場合、人の目に止まるのはどちらか…それは手書きチラシです。
チラシを見た方に「なんだろう、これは」と思わせる力があるのが、手書きチラシなのです。
目立つ=手に取られやすいということになるので、反響が出やすくなる…ということになります。
言ってみれば、紙とペンさえあればすぐに着手できるのです。
チラシ費用を抑えることができれば、お試し=テストマーケティングとしても有効活用ができます。
「本腰を入れてしっかりとしたチラシをつくろうと考えているけど、いきなりコストをかけるのは不安だ」
という場合、手書きチラシならトライしやすくありませんか?
仮に失敗と思える結果出ても再トライしやすい、というメリットもあります。
手書きチラシのメリットを列挙すると、
・目立つ
・親しみやすい
・低コスト
・テストマーケティング
・メッセージ性が強い
…etc
このように、手書きチラシにはいろいろなメリットが挙げられます。
手書きチラシのつくり方
「いざ手書きチラシをつくろう」と意気込んだものの「何から手をつけるべきか…」と悩む方が多いと思います。
どのような手順で進めるべきか。
ここでは手書きチラシのつくり方をご紹介していきます。
▽まずは完成のイメージを固める
▽実際に書くか、手書き風にするかを決める
▽PCやプリンター・スキャナーを活用する
▽印刷
大まかに分けると上記のようになると思います。
完成のイメージを固めるには、参考イメージを用意することが大切です。
例えば、ネットから画像検索をして見つけてみたり、SNSから見つける、街の中で見つけたチラシ・デザインを参考にするなど、とにかく参考となるイメージをしっかりと見つけることです。
では、紙を用意し、大まかで構いませんので、イメージを具現化していきましょう。
「ここにはタイトルを入れて、ここに商品詳細の文章を入れて…」という具合に配置・レイアウトを決めていきます。
何が必要か、何を伝えたいか、自分の考えを整理しながら大まかなレイアウトを決めていきましょう。
PCのフォントで手書き風にすることも
手書きチラシを作成する際におすすめしたいのが、スキャナーを活用する方法です。
一枚の紙にすべてをいきなり配置していくのは、なかなか難しいですので、部分ごとに分けて書いていきましょう。
そうすれば、各部分ごとにスキャナーし、後から大きさの調整もレイアウトもPCでできるからです。
スキャナーを使いPCに取り込んだデータを組み合わせ、Wordなどの書類作成ソフトを使って仕上げていきます。
Wordなら画像を配置することも簡単ですので、商品の画像や人物画像などもチラシに入れることができます。イラストをお持ちならそれもチラシに入れ込むことができます。
また、PCを活用する際にもうひとつおすすめなのが、フォントを手書き風にするやり方です。
フォントは文字の種類のことです(角ばった文字にするか、丸文字にするかなど)。
手書き風のフォントなら、一見すると手書きのように見えるため、温かみと独特の雰囲気は保ったまま、キレイな文字を使えてまとめやすくなります。
さらに、後から自在に大きくしたり小さくしたりすることができるので、「もう一度書かないといけない…」ということも避けられます。
デメリットを回避し、ひと工夫で差をつけよう
先述したように手書きチラシにはさまざまなメリットがありますが、当然、デメリットもあります。
手書きチラシの最大のデメリットは“読みにくい”ということです。
スッキリと整ったチラシの中に手書きチラシがあることで目立ちはしますが、「目に止まりやすい」という課題をクリアしているだけで、読みにくいために最後まで読まれない…という残念結果も招きかねません。
手書きチラシは、「ミスのない短い文章で伝えたいことを明確に伝える」が大切です。
また、ターゲットに沿っているかどうかも手書きチラシには重要です。
ターゲットによっては、手書きチラシは逆効果でしかありません。
カジュアルさやポップな印象を出したくないのであれば、手書きチラシは避ける方が良いでしょう。
「手書きはどんな客層に反応は良いか」ということを知っておくことも忘れずにしておきましょう。
「チラシをつくるのは手間がかかるし、億劫だ」と後回しにすることなく、自店や自社のPRのためにも、チラシを有効活用することをおすすめします。
取り組まないのはチャンスを狭めてしまいます。
まずは手書きチラシなど、手の届く範囲、やれることから着手することにしていきましょう。