チラシを配りたい、チラシを届けたいという人にとって、つくったチラシをどう配るか、どう届けるかというのは大切になってくると思います。
今回は代表的な「チラシポスティング」と「チラシ設置代行」に焦点を当ててご紹介していきます!

情報を周知し、多くの人に興味を持ってもらう際に適しているのがチラシです。
チラシポスティングとチラシ設置代行を徹底比較し、それぞれの違いやメリット・デメリットをピックアップしていきます。

 

チラシポスティング・チラシ設置代行って?

チラシの販促には、プッシュ型とプル型というものがあります。
それぞれを紹介すると、

 

プッシュ型:不特定多数の方の目に触れ、認知してもらうコンセプトのものです。

プル型:ターゲットを分類し、特定の層のお客様へアプローチすることにより、効果的な集客を狙うものです。

 

このふたつにチラシポスティングとチラシ設置代行を当てはめると、

チラシポスティング=
広告主側が主体的に情報や意思を伝え、ターゲットの意思・目的に由来せず認知を広げていく手法のチラシポスティングは、プッシュ型と言えるでしょう。その他には新聞の折り込み広告が挙げられます。

チラシ設置代行=
広告主側が主体的に情報の入手を必要とするターゲットに伝え、ターゲットのアクション次第で動きを変える手法のチラシ設置代行は、プル型と言えます。

 

チラシ自体は、プッシュ型でもプル型でもうまく活用できます。この点が最大の特長でしょう。
あらゆるニーズに応えられるプロモーション手法であり、あらゆるお客様の意図や商品に対応できるのが、チラシなのです。

 

チラシポスティングの費用・反応率、メリット・デメリットは?

チラシポスティングの費用

どんな商品・サービスにも言えることですが、ポスティングも同様にチラシのサイズや配布エリア・期間・時期などによって費用はさまざまです。
チラシポスティングを業者に委託する際、価格が安いからと言って、最も低価格な業者へすぐに飛びつくのは避けるべきです。

チラシポスティングはどうしても人的コストがかかる広告手法、低価格にするにも限界があり、またそれを可能にするには「とりあえず配る」という効果や反応を期待できないケースも少なくありません。
見積もりや配布プランを検討し、吟味の上、活用することをおすすめします。

 

チラシポスティングの反応率

チラシポスティングを活用しようかと検討する際に気になるのが、反応率ではないでしょうか。
業界的に示されている数字をピックアップすると、チラシポスティングの反応率は全国平均で0.75%。
ちなみに比較対象として新聞折込の反応率もご紹介すると、全国平均は0.32%となっています。

 

チラシポスティングのメリット

他の広告手法に比べて安価であること、視認性の高さ、配布方法の自由度の高さは強みのひとつでしょう。
また、新規顧客の開拓ができる点も代表的なメリットです。

他には、チラシと同時にステッカー・冊子・商品サンプルも投函できる点、配布エリアをセグメントしてアプローチできる点もチラシポスティングのメリットとなるでしょう。

 

・安価である

・視認性の高さ

・配布方法の自由度が高い

 

チラシポスティングのデメリット

では逆にデメリットはどうでしょう。

詳細な配布状況を把握しにくい点、人的配布のために配れる部数が限られている点、それと同様に天候に影響されやすく、雨天ではチラシが濡れることを考慮して配布延期せざるを得ない点などが挙げられます。
また、ポスティングしたことに関して住民や管理人からクレームが届くこともあります。

 

チラシ設置代行の費用・反応率、メリット・デメリットは?

チラシ設置代行の費用

仮にコンビニへ設置する場合、1ポケット・4,000円(税別・月1回の配送料金を含む。設置期間4週間)となります(一般的なラックには、チラシが100枚程度入る)。

ある一定の期間設置ができるため、曜日や天候などによる配布ムラのリスクを軽減できます。
他の“配布”方法と比べて、人的コストがかからないのは大きな違いと言えます。
その分、安価にプロモーションを行えるのはチラシ設置代行の特長でしょう。

 

チラシ設置代行の反応率

チラシ設置代行は、長期的に目の触れる場所へ設置でき、効果的に反響を高められるおかげで認知度アップにも繋がります。つまり、チラシの販促の仕方の中でも反応率が高く、費用対効果にも優れていると言えるでしょう。

 

チラシ設置代行のメリット

チラシ設置代行は、見込み客が集まる場所を狙い、チラシの販促を行うことが可能です。
ターゲティングがしっかりとできるので、興味のある人に対して興味のある情報を伝えられるため、見込み客への販促が促進されます。
不特定多数に周知する広告手法と比べて、ターゲティングされた層へ興味のある内容のチラシを用いる設置代行は、効果的な反応を獲得できると言えます。

 

・ターゲティングができて効率のいい販促

・ターゲットを絞って費用を低めに抑えられる

 

チラシの設置代行のデメリット

ただ、新聞折り込みチラシや配布する販促に比べると、多少、単価は高くなってしまいます。
設置場所が悪いと目に触れる機会が減り、チラシの効果が落ちてしまうという点もデメリットのひとつと言えます。
実績のある業者へお願いすることが必要となるでしょう。

 

ポスティングとチラシ設置代行を徹底比較!

比較ポイントごとにそれぞれをチェックしていきましょう!

 

費用

費用の面では、チラシのサイズや配布エリア・期間・時期などによって異なるため、どちらが優れているのは明言しづらいところです。

ただ、チラシ設置代行の
「仮にコンビニへ設置する場合、1ポケット・4,000円(税別・月1回の配送料金を含む。設置期間4週間)」
は、広告プロモーション費用と考えると、安価と言えるのではないでしょうか。

 

反応率

反応率にフォーカスしてみると、チラシポスティングの反応率は全国平均で0.75%、比較対象として新聞折込の反応率全国平均で0.32%となっています。
チラシ設置代行は、ターゲティングの精度を高められるため、反応率の高さチラシ販促方法の中でも、随一と言われています。
また、長期的に目の触れる場所へ設置でき、認知度アップにも繋がるため、費用対効果にも優れていると言えます。

 

メリット・デメリット

チラシポスティング

安価で商品サンプルも同封可能、配布エリアをセグメントしてアプローチできる点などが挙げられるので、配布方法の自由度が高く、工夫の幅が広いのは魅力です。
しかし、配布状況が把握しにくく、天候に影響されやすい点はデメリットに感じてしまうところ。

 

チラシ設置代行

ターゲティングがしっかりとできるので、興味のある人に対して興味のある情報を伝えられます。
見込み客への販促が促進され、効果的な反応を獲得できると言えるでしょう。
長期的に効果観測を行いながら、傾向と対策を講じることができるのもメリットのひとつです。

ただ、ポスティングや新聞折込に比べると、多少、単価は高くなりがちです。
また、設置場所が悪いと目に触れる機会が減り、チラシの効果が落ちてしまうという点もデメリットのひとつと言えます。

 

どちらがいい?というよりどう使い分けるか!

では、チラシポスティングとチラシ設置代行のどちらが優れているのか?
この質問に対する明確な解答はありません。

知名度を上げる点に優れたチラシポスティング、ローコストで効果的な販促が可能で売り上げアップという点に優れたチラシ設置代行…どちらもメリット・デメリットが存在します。

ゆえに、商材によって適正を見て使い分けたり、チラシポスティングとチラシ設置代行の双方を活用し、反応率を見ながら比重を変えていく、そんな方法も効果的なプロモーションと言えるでしょう。