目次

・街頭でのチラシ配布は許可が必要。違反した場合は罰則も

どこに許可を取ればいい?許可申請に必要なものはこれ

チラシを配る際のポイント。最適な場所はどこ?

チラシ配布よりも費用対効果の高い宣伝方法とは?


街頭でのチラシ配布は、多くの企業や組織にとって非常に効果的な宣伝手法です。しかし、一般には誰でも街頭でチラシを配布できるわけではありません。多くの場合、地方自治体や規制当局によって許可が必要とされています。この記事では、街頭でのチラシ配布において許可が必要な理由、許可の取得方法、そして違法な配布行為に対する罰則について詳しく説明します。

街頭でのチラシ配布は許可が必要。違反した場合は罰則も


広告の中で原始的な方法といえばチラシ配りです。
チラシ配りをすれば、直接人の手に取ってもらえますね。
それにチラシを取ってくれた人は一応読んでくれる可能性が高いです。
また、ポスティングに比べて場所を絞れるメリットもあります。


さて、大通りを歩いているとチラシや試供品、ティッシュなどが配られていますね。
実はこれらの行動をするために許可が必要なことを、ご存知ですか?
街頭でのチラシ配布については道路交通法が適用されます。


もし、チラシ配布を無許可で行うとどうなるのか?
実は罰則があります。


道路交通法第119条によると、チラシ配りの許可を取らなかったり、申請して認められた内容と違うことを行ったりした場合は、5万円の罰金または3ヶ月以下の懲役となっています。
広告にはちゃんとルールがあることを覚えましょう。
ちなみに公園は道路でないものの管理者がいるので許可を取るべきだし、仮に適法でもコンプライアンスに触れるようなチラシ配りは控えることをお勧めします。

https://www.mediamall.jp/column/flyer-distribution/

街頭でのチラシ配布の許可が必要な理由

なぜ街頭でのチラシ配布に許可が必要なのでしょうか?許可が必要な理由にはいくつかの要素が影響しています。
都市美観の維持:
都市や地域の美観や清潔さを維持するためには、無制限なチラシの配布が許可されないことがあります。適切な規制がなければ、街頭や公共の場所に投げ捨てられたり、散らばったりするチラシが増え、環境への負荷が増加します。
通行人の安全:
街頭でのチラシ配布は、通行人や自動車の安全に影響を与える可能性があります。配布活動が混雑や混乱を引き起こし、歩行者や車の運転に支障をきたすことがあるため、許可制度は秩序を保つために必要です。不法な宣伝と詐欺の防止:
無許可のチラシ配布は、不法な宣伝や詐欺行為につながる可能性があります。許可制度は、宣伝業者や組織を調査し、信頼性があるかどうかを確認する手段として機能します。これにより、消費者や市民が不正な宣伝から守られます。

どこに許可を取ればいい?許可申請に必要なものはこれ


街頭におけるチラシ配りの許可申請については、道路交通法第77条に定められています。
それによると、チラシ配りを街頭で行うときはその地域を管轄する警察署への申請が必要です。
市役所でないことにご注意ください。
申請に必要なものはこちらです。

下記にステップを記載します。

1.必要な書類の提出:

申請書類

市町村が指定する書類を提出する必要があります。

申請書類は警察署から取り寄せられます。
各警察署のホームページからダウンロードすることも可能です。
ちなみに東京都の場合は警視庁のページから取得できます。
申請書類には道路を使う日程と目的を書きます。

地図


具体的にどの場所でチラシ配りを行うのか、地図で説明を求められます。
一つのポイントでチラシ配りをできるのは、二人までです。

チラシのサンプル


チラシならなんでも配って良いわけではありません。
販促用のチラシなら大丈夫だと思いますが、公序良俗に反する内容であったり著しく過激な内容であったりする場合は、チラシの配布が許可されない恐れもあります。

収入印紙

申請時は不要ですが、許可を得るに当たって2000円から2500円程度の収入印紙を納めます。

2. 審査と許可の取得:


提出された書類は審査され、許可が発行されるかどうかが決定されます。審査には所要時間がかかることがあるため、計画を立てる際に余裕を持つことが重要です。

3. 許可の制約と条件:


許可が発行されると、配布に関する制約や条件が示されることがあります。これには、配布地域や時間帯の制限、特定の規則の遵守、ゴミの処理などが含まれます。

4. 許可の更新:


許可には有効期限があることがあり、一定の期間ごとに更新が必要な場合があります。更新手続きを怠らないようにしましょう。

違法なチラシ配りで罰則はあるの?


許可を取得せずに街頭でのチラシ配布を行うことは、違法行為と見なされ、罰則が科せられることがあります。罰則は地域や国によって異なりますが、一般的な罰則には以下のものが含まれます。
罰金:
違法なチラシ配布に対して罰金が科せられることがあります。罰金の金額は違法行為の重さによって異なりますが、違反者にとっては経済的な負担となります。
許可の剥奪:
許可を取得していた場合、違法行為が発覚した場合、許可が剥奪されることがあります。これにより、配布業者は一定期間、チラシ配布を行えなくなります。
法的訴訟:
違法な宣伝が消費者や他の事業者に損害を与えた場合、法的訴訟が起こされる可能性があります。訴訟により、さらなる罰則が科せられることがあります。

チラシを配る際のポイント。最適な場所はどこ?

チラシを配る上で考えたいのは、場所選びですね。
人が全く通らない場所で頑張ってチラシ配りをしても、悲しい結果になるはずです。
十分な集客効果を出すためには、それなりの母数を稼げるよう戦略を立ててください。


チラシ配りをする上で最適な場所といえば、やはり人が集まる場所です。
例えば大きな交差点のある場所は必然的に人通りが多いです。
大きな商店街も人で賑わっています。
駅前で行うのも良いでしょう。
教育関係のビジネスであれば、学校の前も一つの選択肢になります。


さらに、チラシ配りを有意義なものにしたいなら、理想とするターゲットが通りやすい場所をピックアップします。
流石に住宅街や何もない道端では怪しまれるとしても、候補となる場所が絞られるはずです。


ポスティングでも街頭配布でも、チラシは届いて欲しい人に届くから、意味を持ちます。
極端な話、意味のないチラシ配りとは肉塊をパンダに与えるようなものです。

チラシ配布よりも費用対効果の高い宣伝方法とは?

チラシ配布は、人通りのよう場所でチラシを配れるというメリットがあります。
また、チラシを配る人の腕次第で到達率を上げることも可能です。
その一方で、チラシ配りには注意すべき点がいくつかあります。


まず、チラシ配りには人件費がかかる点です。
チラシを配る人を増やし、長い時間をかけてチラシを配るとそれだけ人件費がかかります。
ロケーションを間違えるとポスティングより成果が出ないかもしれません。


つぎに、チラシを受け取る抵抗感です。
人間は押し付けられたものを避けようとする性質を持っています。
そのため、思ったよりチラシを受け取ってもらえません。
そもそもなんのチラシを配っているか見てもらえない可能性があります。


そこで置きチラシです。
置きチラシは欲しい人だけが取っていくためチラシ代もかからないし、場所を借りる料金は人件費よりも安いです。
しかも、置きチラシはお客様に圧迫感を与えないので抵抗なく見てもらえます。
チラシが魅力的である限り置きチラシは街頭配布より費用対効果が高いのです。
そして、最適なロケーションにこだわるなら大手商業施設や公共施設をしっかり押さえているチラシ販促ナビが力になります。

大手スーパーチェーン
ファミリーマート・ガスト・ジョナサン・バーミヤン・イオン・ドン・キホーテ・ウェルシア・トライアル・各種駅など

→設置場所一覧

https://www.mediamall.jp/sales/sales_cat/method/

 

→チラシ販促Naviの業種別おススメプラン・事例
https://www.mediamall.jp/about/

 

→レジサンプリング
幼稚園・スーパー・大手家電チェーン

https://www.mediamall.jp/sampling/