チラシを作る目的を明確にする!

販促につながるチラシを作るには、そのチラシを作る目的を明確にすることが大切です。
しっかり考えて作られたチラシでなければ、お客さんがチラシを見てお店に来てくれたり、商品について問い合わせてくれたりといった効果にはなかなかつながりません。お店に来たり問い合わせたりといった行動をお客さんから引き出すためには、訴求力のあるチラシを作る必要があります。
「販促チラシ」と表現されていても、実際に何を目的としているチラシかはそれぞれに異なります。例えばより多くのお客さんにお店へ来てほしいのか、メインとなる商品を売り出したいのかといったことでもチラシの内容は変わります。ターゲットとなるお客さんたちへ伝えるべき情報に違いがあるからです。
「売上をアップしたい」というように、漠然としていて大きな目標だけを掲げてチラシを作ってしまうと、チラシの内容も目標と同様に漠然としてぼんやりしたものになってしまいます。
何を伝えたいのか明確になっていないチラシは、受け取った方にとっても不用。それ以上見てくれることはないと考えてよいでしょう。
ですから、販促チラシを打つときにはチラシによってどんな効果を得たいのか、その具体的な目的を定めることがとても大切になります。最も売り出したい商品は何か、利用してもらいたいサービスは何か……まずは目的を明確にすることからはじめましょう。

ターゲットを明確にしてターゲットにあったチラシを作る!

販促チラシを作る目的が明確になれば、お客さんの中でもどういった層がターゲットとなるのかも自然と分かってきますよね。訴求したいターゲットとなるお客さんの性別や年齢、ライフスタイルや悩み、そういったポイントが具体的に分かっていけば、販促チラシに載せるべき情報も選び取りやすくなります。
ターゲットとなる層の絞り込みが甘いと、想定するお客さんの像もぼやけてしまい、当然チラシの内容も情報を羅列しただけのぼんやりしたものになってしまいます。訴求ターゲットを調査することは、メリハリがあり訴求力のあるチラシ作にも必要なのです。
ターゲットがはっきりしたら、どのようなチラシなら手に取りやすいか、印象に残りやすいか、伝えたいことが伝わるか、ターゲットに合わせて考えていきましょう。チラシの大きさや紙の質なども疎かにできません。数多くの広告がある中で、印象に残り購買行動につながらなければなりません。
たった1枚の紙かもしれませんが、ターゲットや載せる情報の選択、色やレイアウトなど考えることがたくさんあります。そんなチラシを作るうえで、忘れてならないのがアピールポイントを明確にすることです。情報量が少ないチラシは、手に取る消費者にとっても不安なもの。ほしい商品があっても、値段などの基本情報がなければ消費者も行動に移せません。
よって、ターゲットのことを考えながら、基本情報を踏まえながらアピールポイントをしぼったチラシ作が成功のカギとなります。

販促方法を事前に決定し、それを踏まえてチラシを作る!

販促チラシだけがお店の宣伝方法というわけではありません。そのため、チラシ作成を考える前に、目標を達成するための方法として、最も効果が出るものは何か、効率的なものは何かを考えましょう。最良の方法がチラシとなったら、いよいよ具体的に作成する段階に入りたいところですが、その前にもう一つ。販促方法を決めておきましょう。
作ったチラシをどうやって活用するのでしょうか。手渡し、ポスティング、折込み、店舗設置などチラシの配布まで見据えたチラシ作をしましょう。販促方法は一つだけとは限らず、複数を組み合わせることもあります。その場合、チラシの役割もはっきりさせておきたいですね。
同時に考えておきたいのは、せっかく作ったチラシの効果を確認する方法です。複数の販促手段をとると、そのうちどれが効果的だったのかあいまいになってしまいがちです。本当はチラシの効果であってもそうとは分からないケースも起こり得ますし、その逆でチラシの効果に見えても実は別の宣伝のおかげで売上が伸びていたということもあり得ます。
これでは、そのときはたまたま上手くいったとしても次回つまずくことは確実ですよね。今後につなげていくためにも、全体像を知っておくことは大切です。
チラシ販促Naviなら、チラシ販促の後に丁寧なフィードバックを行いますので、地点や手法別のデータを次回以降の販促に活かしていくことができます。