極意・秘訣

チラシ配布とネット広告どちらが良い?!

インターネットの普及によって、いわゆる紙媒体(新聞や雑誌など)は昔に比べればニーズを失ったと言えるでしょう。新聞が無くてもニュースが手に入るわけですから、それは仕方のない部分もあると言えます。
広告の分野でも似たようなことが言えるかと思います。少しサイトを開けば、そこにはスポンサーのサイトがちらほら・・・。ポストに入った広告を見なかったとしても、必要な情報はネットを見れば大体手に入るわけです。しかも、こちらが何のアクションをしなかったとしても自動的に配信してくれるわけですから、利便性という点では一日の長があると言えるでしょう。
では、必ずしもネットがチラシより優れているかと言えば、そうとも言えません。
確かに、利便性という点ではネットはチラシよりはるかに優れているかもしれません。ですが、ネットに載ったからと言って全ての人が見るとは限りません。単に流してしまうということもあるかもしれませんし、ネットを使わないという人もいるでしょう。その点、ポストに直接投函することもできるチラシであれば、より確実に消費者の手に情報を届けることが可能です。
このように、一見古びた手段に見えるチラシですが、実際にはチラシの方がネットより利点が多いこともあり得るわけです

どんなチラシ広告があるの?!

では、そんなチラシ広告ですが、具体的にどのような種類のものがあるでしょうか。
まず真っ先にイメージするのは、ポストなどに投函されているチラシでしょう。これは専門用語ではポスティングチラシと言われ、消費者のもとに直接届けることができるのが利点です。また、折り込みに比べれば間口が広いので、より多くの人に情報を発信することが可能ですし、反対にターゲットを一定の層に絞った配信も可能と、利便性の高さが魅力です。
次に、新聞などの折り込みチラシです。ポスティングに比べると「その新聞を購読している人」というように、届けられる消費者が限定されてしまいます。ですが、ポスティングと比べると経費が安くて済むという利点も存在します。
最後に、店頭販売などの際に商品と一緒に封入するチラシが挙げられます。この場合、配れる消費者が非常に限定されてしまいますが、その商品、店舗に興味のある人に限定してチラシを配ることができますから、リピーターの獲得などへの効果は期待できますし、配ったチラシに対する関心度も、ポスティングに比べれば高いと言えます。
チラシと言ってもさまざまあり、配り方一つでその効果も変わってくる、というのは、チラシの性質として覚えておきたいところでしょう。

ポイント

それぞれのチラシ広告の方法と、特徴をご紹介!

もちろん、それぞれのチラシにもメリットやデメリット、特徴というものが存在します。
まずポスティングですが、これの場合は間口が最も広いのが最大の特徴でしょう。誰に対してもチラシを投函できますから、認知度を広く浅く高めて行きたい時には最適の手法です。サンプルなどを一緒に添付することもできますから、宣伝としての効果は高いです。ただしその一方で、無作為なポスティングを敬遠する建物、マンションなどもあり、禁止されている場合もありますから、そういう面にデメリットがあると言えます。
新聞チラシの場合、エリアを絞って投函することができるのが魅力です。また、一般的な調査では、高齢者ほど新聞を購読しますし、女性の方がチラシに興味を示すと言われています。ですから、例えば高齢女性に向けたチラシを送る際にはこちらの方が向いています。逆に言えば、新聞にあまり興味を示さない若者などに対する情報配信としては効果が薄いかもしれません。
他にも、街頭で直接チラシを手渡しすると言った手法が挙げられます。その場で渡しますから、投函と比べるとみられる可能性が高いですが、手渡しを断られる場合もありますから、確実に届ける手段とはいいがたいのが難点です。
このように、チラシ広告にもさまざまな手法があり、経営者はこれらを使い分けながら、自社製品のマーケティングを行っているのがわかります。